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正解主義の呪い

カナダの大自然で育ち、東京藝術大学出身(3浪)、マンガ家、就職経験なし、髭ボーボー。

これは、ぼくのざっくりとした自己紹介なのだが、これだけ見ると、なんだかアーティスティックで、社会のルールに縛られてなさそうな人に見える。

・・・ところがどっこい、周りの目、評価、社会的地位気にしまくりの、正解主義のギチギチ人間なのだ。
小中高大、誰かに評価されることに慣れすぎて、自分でやりたいこと、自分の好きなことを見つけられない。褒めて褒めてと言わんばかりに、人からの評価を奪おうとする。
芸大受験だって、予備校の先生、大学の教授から、いかに評価をとるかに必死だった。「芸大に入った自分」なら周りが評価するだろう、と心のどこかで考えてきた。と思う。

芸大にいるときも、人の評価のために制作してる人と、心の底からもの作りを楽しんでいる人は一発で見分けがついた。自分と同じ匂いのする人間は嗅ぎ分けられるのだ。逆も然り。
とにかく羨ましかった。楽しんでる人の作品は、魅力的で、作り手はもちろん、鑑賞者をもハッピーにする。羨ましかった。人からの評価から解放され、生き生きとものを作る姿が眩しかった。多分そんな人も、同じように悩んでるのかもしれないけど。

(なんか、センチメンタルな気持ちになってきた)

まぁ、そんなことを考えて、自分も自由になりたくて、マンガ家を目指したのかもしれない。分からないけど。

だけど、まだまだ正解主義の呪いは解けない。編集者に好かれよう、読者に好かれよう、フォロワー増えて欲しい、周りから尊敬されたい....マンガを描いてると、全てが表に出て、目も当てられないザコザコな自分が見えてくる。

だけど、ザコザコな自分を経験したからこそ、描けるマンガ、伝えられることもあるはず。

全ての経験は他者に還元できるはず

この呪いをうまく使ってやる。

まあ、要するに、探求を楽しみ、人を楽しませられるマンガを描けるようになりたい。という、意思表明でした(笑)

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漫画家。コルクインディーズ/ラッキーズ所属。『おカネの教室』マンガ版を描きます。

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