この世で1番美味しいもの(幸せの重心79話)
「幸せとは喜怒哀楽の調和である」というコンセプトで連載をしているマンガ「幸せの重心」(石川善樹さん・ワタベヒツジのtwitterアカウントで連載中)このnoteではマンガの先読みと、マンガの中で触れたことについて、少し掘り下げ、僕なりに感じたことを書いたりしています。
高級寿司
この前、人生で初めてカウンターで大将が一貫一貫コースで握ってくれるような、高めのお寿司屋さんに行った。
そのお寿司屋さんは1年以上先の予約まで埋まっていて、なかなか席がとれないほどの人気店。
たまたま一人分の席が空いたので、勇気を出して予約してみた。
そのお寿司やさんは大将と会話をしながらお寿司を食べる感じで、いろんな話を聞かせてくれた。さすが一流という感じで会話がうまくて、ついこちらからも話してしまう。
そのお店は僕の住んでる地元にあるお店だったので、この辺にある美味しいお店についても色々と教えてくれた。
そんな会話をしている中で、あるお客さんが
「大将が1番美味しいと思うお店ってどこ?」
という質問を投げかけたお客さんがいた。すると大将は
「50年以上味を変えずにやっている、ホットドックの屋台」
と答えた。最初は意味がわからなかったのだが、詳しく聞くと、
「子供の時に友達と一緒に食べたホットドックと同じ味を、大人になってから出されたら勝てない。思い出が乗っかったものには勝てないよ」
そんなことを言いながら、最高に美味しい寿司を握る大将がなんともかっこかった…
今週の幸せの重心
タナカは過去に拾ったグラビア雑誌の思い出を思い出し、ある暴露をするのだった…
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