
幸せの重心6話
時代に参加したいのか、歴史に参加したいのか
「幸せの重心」を描くにあたって、定期的に、石川善樹さんに普段考えてることをメッセンジャーで送っていただいている。
ある日、こんな文章が届いた…
自分は、時代に参加したいのか、歴史に参加したいのか。どちらの意識で生きるかでかなり違うなと。
時代に参加したい人は、いま、キラキラしてる人がきになる。
歴史に参加したい人は、バトンをつないでいくことが気になるので、昔の人がきになる。
僕はちょっと前までは時代がきになってたけど、いまは歴史が気になる。
僕は、最初この文章を受け取った時、少し理解が追いつかなかった。
やっぱり現代を生きるからには、成功したいし、キラキラしてる人もきになるし…(笑)
どういう理由で、歴史に参加したいと思うんだろう…?
そして、僕はちょうどこの文章が送られてきた直後、ツイッターでマンガがバズり、まさに時代に参加した感じになりました(笑)
西暦2154年、人類が不死の体を手に入れたあとの話 (1/12) pic.twitter.com/kjszca3mHD
— ワタベヒツジ/マンガ家 (@watabehitsuji) August 30, 2020
このツイート伸び続けている時、正直、ドキドキして他のことに集中できなかった。10分ごとに通知をチェックし、増えていくいいね数を眺めて1日が過ぎました(笑)
なんだか気持ちも大きくなり、「あれ・・?俺すごいんじゃね・・・?」とかも思い始める始末…(笑)
まさに一喜一憂の「一喜状態」!
そんな、時代に参加してる感満載の1日を過ごしてから善樹さんの言葉を思い出しし、考えて直しているうちに、あることに気づき、善樹さんの言葉の意味が少し府に落ちたのでした…
今週の「幸せの重心」
マンガがツイッターでバズったことで頭がいっぱいのカメのタナカ。バズが気になって眠れなかったのか、目が充血している(笑)
ヨシキウサギは、いいね数に釘付けになるタナカを横目に、奥之院に並ぶお墓を眺め歴史上の人物たちに想いを馳せる、そして時代に参加するタナカにある言葉をかけるのだった…
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