自由が丘で見つけた異世界への入り口
昨日自由が丘で気になる入り口を見つけた。
この唐突感といい、先が見えない感じといい、魅力的だ。めちゃくちゃ入りたくなったのだが、多分入ったら駅員さんとかにすごい怒られるだろうから理性を保って写真だけで我慢した。
これはマンガとかアニメの世界だったら異世界に繋がってるパターンの穴である。
ドラマ「ストレンジャーシングス」では謎の裂け目が異世界と繋がっている。アニメ「メイドインアビス」では底が見えない巨大な穴の底を目指してみんなが冒険をする。
どちらも、この先には何があるんだろう?という好奇心がくすぐられる。とにかく未知の世界に人間は惹きつけられるのだと思う。
でも同時に未知には恐怖も付いてくる。
メイドインアビスでは「上昇負荷」という設定があり、一度地下に潜った者は地上に戻ろうとすると呪いにかかってしまい、血を吐いたりする。深く行けば行くほど戻ってくる時の呪いは強くなる。
もしメイドインアビスの世界に自分がいたとしたら、穴の底を目指して戻れない旅に出るのか、地上でのほほんと暮らすのか、どっちだろう。穴の底を目指しているユーチューバーの配信を見てるのが1番リスクなく、それなりに好奇心を満たしてくれるのかもしれない。
子どもの時に親が美術館に連れて行ってくれたことがある。
その時の僕は飾られている絵画には目もくれずに、椅子とかをしまっておく収納みたいなところを片っ端から開けまくって覗き込んでいたらしい。子どもの頃だったら、あのはしご降りちゃってただろうな。
駅のハシゴは降りないけど、人生、多少の上昇負荷を恐れずに挑戦したいところだ。
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