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ボブ・マーリーになりたいけど(幸せの重心75話)

「幸せとは喜怒哀楽の調和である」というコンセプトで連載をしているマンガ「幸せの重心」(石川善樹さんワタベヒツジのtwitterアカウントで連載中)
このnoteではマンガの先読みと、マンガの中で触れたことについて、少し掘り下げ、僕なりに感じたことを書いたりしています。

過去のnoteについて
この物語のスタート地点はこちら→0話「幸せとは喜怒哀楽の調和である」
前回のお話はこちら→74話「バッター&ピッチャー」
*過去のnoteは全て、マガジン「ヒツジゴヤ」内で読むことができます。

雨の日のBBQ

みんなでBBQを予定していた日に、雨が降ったとする。

この出来事は一見ネガティブな出来事なんだけど、いいように捉えることもできる。どこか屋根のあるBBQ場を見つけ、こういうBBQなんかもいいね。なんて言いながらBBQを楽しむこともできる。さらに言うと、

僕の大好きなボブ・マーリーの名言で、

雨を感じられる人間もいるし、 ただ濡れるだけの奴らもいる

というのがある。
急きょ見つけた屋根付きBBQ場で、雨の音もいいね。とか言えたらさらに良い。雨を感じられる人間になりたい。


なりたいのだが・・・・しかし、自分は、快晴の中みんなでワイワイとBBQができたハズの未来をキッパリ忘れて、切りかえて雨の音を感じられる人間ではないのだ。
頭の中ではボブマーリーになりたいし、普段からレゲエを聴いて心持ちも準備万端なのだけど、現実はそうもいかず、前日から天気予報に張り付いて「クソがッ!!!!!運わりィ!!!!!」と悪態をつくに決まっている。僕はそう言うやつなのだ。

悪態をついて、一度ネガティブ感情を吐き出し、それで初めて、ボブマーリー的な考え方ができる。
前進するには、嘘偽りないネガティブを一度消化しないと納得いかないのだ。

欲を言うと、周りの人間に、その「クソが!!」という感情を共有したい。聴いてる方はたまったもんじゃないだろうけど、仲間に感情を共有できるとなんか嬉しいのだ。
結局のところどんな感情であろうが、素直な感情を共有できるだけで幸せなのかもしれない。

今週の幸せの重心

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前回の反省を踏まえ、タナカの気持ちに寄り添おうとするブル山。タナカのネガティブに合わせることはできるのか…?

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毎週1本、できれば2本記事(目標)を公開していこうと思います。記事の内容は色々と変わっていくと思いますが、日々マンガを描いてい感じる率直なことをなるべくそのまま吐き出すようにしています。作品はもちろん、作品の外側(創作の過程など)を公開して、マンガをより深く楽しんでいただける場にしていければと思っています。

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