頭に酸素を送るな!!(幸せの重心68話)
「幸せとは喜怒哀楽の調和である」というコンセプトで連載をしているマンガ「幸せの重心」(石川善樹さん・ワタベヒツジのtwitterアカウントで連載中)
このnoteではマンガの先読みと、マンガの中で触れたことについて、少し掘り下げ、僕なりに感じたことを書いたりしています。
過去のnoteについて
この物語のスタート地点はこちら→0話「幸せとは喜怒哀楽の調和である」
前回のお話はこちら→67話「占い通い」
*過去のnoteは全て、マガジン「ヒツジゴヤ」内で読むことができます。
そして!!!!↓こちら、電子書籍になります🐇
まとめて読むとまた読み味変わるので、ぜひ!!!
不安と時間
幸せの重心を描いていると、よく「不安」について考える。タナカは不安の感情に取り憑かれている気がするから。
最近不安って厄介だなと思うのが、休んでいる時。
休日にしろ、仕事の合間に1〜2時間休憩する時にしろ、「休憩が終わった後の仕事がうまく進むかな…?」という不安が頭の中に残っていると、うまく頭が休まらない。
すると休みの時間というのはなんだか、あっという間に過ぎていく。
あるクリエイティブの師匠的存在の人に「時間ってのは、ずらしたり押したり巻いたり濃くしたりできて扱い易い素材なんだよ」と教えてもらったことがあった。
濃くできるということは、薄くもなるということ。「不安」は休みの時間を薄くする!!!そして薄い休憩時間を過ごすと、疲れが回復しない分、その後の仕事まで薄くなる。
これもいつかどこかで聞いた話なのだが、悩んでしまう人は走るといいらしい。走っている時は、頭に酸素がいかなくて余計なことを考えられなくなり、悩んで不安になる余裕すらなくなるらしい。
そして走った後はドッと疲れているから、思いっきり濃い休みがとれる。
不安になる余裕すらないくらい忙しい方が、休みも仕事も充実して濃い時間が過ごせるのかもしれない。
怠惰な僕は休憩が大好きで、なるべくたくさん休みたいのだけど、そのためには忙しい方がいい。なんだこのジレンマは。
今週の幸せの重心
不安を煽っても全然動揺しないヨシキに対して、占い師は強硬手段に出る…
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