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Whyは後から作れ!(幸せの重心57話)

「幸せとは喜怒哀楽の調和である」というコンセプトで連載をしているマンガ「幸せの重心」(石川善樹さんのtwitterアカウントで連載中)
このnoteではマンガの先読みと、マンガの中で触れたことについて、少し掘り下げ、僕なりに感じたことを書いたりしています。

過去のnoteについて
この物語のスタート地点はこちら→0話「幸せとは喜怒哀楽の調和である」
前回のお話はこちら→56話「咄嗟のひとこと」
*過去のnoteは全て、マガジン「ヒツジゴヤ」内で読むことができます。

why,what,how

ヨシキさんはhowの人だ。whyでもwhatでもなくhowの人。

以前も紹介したことがあるのだけど、この動画の中で、ヨシキさんは馬を柵の中に入れるというミッションを与えらるのだが、その中で、「ヨシキさんは“how“の試しっぷりがすごいよね」という話が出てくる。

と言うのも、ヨシキさんはとにかく人参やら鞭やら、道具を使って試しまくって、どんな手を使ってでも馬を柵の中に入れようとする。

whyとかwhatを考えるより先にhowをとにかく試す。そしてさらにヨシキさんの言葉で印象的だった一言が「whyはあとから作れ」と言う言葉。この考え方はヨシキさんを象徴していると思った。

僕はとにかくwhyが気になる性格だ。なぜ漫画家になったのか?と言う問いだって、時々自分に問いかけてみるけど、時期によって答えが変わる。
将来売れっ子漫画家とかになってインタビューを受けたら、それなりにかっこいいwhyを捏造して、語り出すかもしれない…

そんな感じでwhyって結構いい加減なものかもしれない。

だとしたら、「なぜ俺はこれをやってるのか・・・・!?」「意義は・・・・!?」とか深刻になる前に、邪道だろうが、思いつきだろうが、とにかくいろんなhowを試してみるのもありだと思える。そしてそこに後から納得できるwhyを付け足せばいい。

「幸せとは喜怒哀楽の調和である」という、このマンガのコンセプトも、ひとまずwhyは置いといて、そう言うことなんだと決めて考えてみると、何か幸せのヒントが見えてくるハズ…

今週の幸せの重心

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カバ田からOKが出ないことにイラつくタナカ。
そんなタナカの愚痴をヒントに、閃いたヨシキウサギはある作戦に出る…

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毎週1本、できれば2本記事(目標)を公開していこうと思います。記事の内容は色々と変わっていくと思いますが、日々マンガを描いてい感じる率直なことをなるべくそのまま吐き出すようにしています。作品はもちろん、作品の外側(創作の過程など)を公開して、マンガをより深く楽しんでいただける場にしていければと思っています。

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