ネガティブが普通?(幸せの重心38話)
幸せとは喜怒哀楽の調和である」というコンセプトで連載をしているマンガ「幸せの重心」(石川善樹さんのtwitterアカウントで連載中)
このnoteではマンガの先読みと、マンガの中で触れたことについて、少し掘り下げ、僕なりに感じたことを書いたりしています。
過去のnoteについて
この物語のスタート地点はこちら→0話「幸せとは喜怒哀楽の調和である」
前回のお話はこちら→37話「上司にムカついちゃダメ?」
*過去のnoteは全て、マガジン「ヒツジゴヤ」内で読むことができます。
繰り返される自己否定
幸せの重心に出てくるタナカカメはネガティブだ。そして、ネガティブな自分のこともあんまり好きじゃない。
ネガティブ感情を恐れながらも、囚われている状態だ。
物事をネガティブに捉える癖がある上に、さらにそのネガティブにしか考えられない自分を責め、自己否定を繰り返す。自分だけなんでこんなに悲しい人生なんだと悲劇のヒロインを演じている!!
そんなタナカに朗報がある。最近↓こちらの本を読んでいるのだが
この本にこんなことが書いてある。脳の大原則のうちの1つとして、
人間は放っておくと、自分に対しても、他人に対しても粗探しをする生き物だそう。
タナカには同じ悩みを持った仲間がいっぱいいるらしい...それだけでもちょっとホッとする。いや、タナカほどひん曲がっていると、「オレの気持ちなんてわかられてたまるかッッ」と跳ねのけそうだが...
だが、ネガティブなことが“普通“なら、そんなにネガティブを毛嫌いする必要もないんじゃないか。しっかりとネガティブ感情の扱い方を知り、ネガティブと共に生きると決めてしまえば、自己否定を繰り返すこともないんじゃ・・・
幸せの重心は「幸せとは喜怒哀楽の調和である」という大きなテーマを掲げている。喜怒哀楽には“怒り“や哀しみ“も入っている。
ヨシキさんはネガティブ感情にも意味や役割があると言う。
タナカがネガティブの意味や役割を知り、ネガティブは幸せな人生に必要なものだと実感できる時がきたら、めちゃめちゃ生きやすくなるだろう...
今週の幸せの重心
「本当に張り替えたいフィルム」
慎重にスマホの保護フィルムを貼り替えるタナカカメにヨシキの邪魔が入る。それをきっかけに、タナカは本当に張り替えたかった“あるもの“に気づく・・・
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