作品を作るのは僕じゃない(幸せの重心54話)
「幸せとは喜怒哀楽の調和である」というコンセプトで連載をしているマンガ「幸せの重心」(石川善樹さんのtwitterアカウントで連載中)
このnoteではマンガの先読みと、マンガの中で触れたことについて、少し掘り下げ、僕なりに感じたことを書いたりしています。
過去のnoteについて
この物語のスタート地点はこちら→0話「幸せとは喜怒哀楽の調和である」
前回のお話はこちら→53話「エブリデイ・イズ...」
*過去のnoteは全て、マガジン「ヒツジゴヤ」内で読むことができます。
ストレスの元凶
「締め切りさえなければ、もっとストレスフリーに生活できるのに」
僕が週に何十回も頭の中でリピートしている言葉だ。「締め切り」こそが忙しさの元凶であり、僕の生活からゆとりを奪っている最大の敵なのだ。
とは言いつつも
締め切りがあるからこそ、人は働こうと思うし、何かを生み出そうとする。美大に通っていたとき、作品の提出期限ギリギリに、某日本トップ進学校出身の秀才の同級生がぽろっと口にした言葉が印象に残っている。
「作品を作るのって、自分じゃなくて、締め切りなんだよねぇ...」
さすが秀才、言うことが違う。そりゃそうだ、考えてみれば、こんな怠惰な自分が締め切りもないのに、作品を作り切るなんてありえない。スポーツだって時間制限があるからこそ楽しいし、人生だって終わりがあるから、なんか色々しようと思うわけで。
好きな相手とのデートだって締め切りが存在する。なんとか1日の中で、相手に好意を伝えるなり、好きになってもらう工夫をなり、仲良くなるなり、何かアクションをしないといけなくなる。締め切りがあるからこそ、勇気を振り絞って何かの行動を起こす...
実は、締め切りって最大の味方なのではないか。
僕がどんなに泣いて喚こうが、文句を言おうが、締め切りまで刻一刻と時間は進み続ける。めっちゃ厳しい味方だがかなり頼りになる味方でもあるのだ。
このnoteだって
このタイマーが締め切りを管理してくれたから書けたし!
今週の幸せの重心
締め切り直前に仕事をしようとする楽観的なヨシキにコツコツ頑張ることの重要性を説き始めるタナカだったが...?
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