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スルーしてきた優しさ(幸せの重心94話)

このnoteでは「幸せとは喜怒哀楽の調和である」というコンセプトで連載をしているマンガ「幸せの重心」が読めます。あとマンガの内容に関係があるような、ないような文章をマンガのお供として書いてます。日々感じていることをなるべくそのまま吐き出すようにしています。

悩んでる時に気づくこと

ここへきてタナカは仕事を辞めるかどうかをだいぶ悩んでいる。そしてその悩みに気づいた周りのキャラクターたちの反応を描いていて気づいたことがある。

悩んだり落ち込んでいる時は周りの人たちのありがたみに気づくいい機会だということ。
ただ、悩みや悲しみの渦中にいる時は周りの人たちが気にかけてくれていることに気づくのが難しい。周りが手を差し伸べようとしてもその手が煩わしく感じたり、余計なお世話だと跳ね除けてしまうことさえある。自分はどれほど、自分に向けられた優しさや気づかいをスルーしたのだろうか(笑)気づいてないから多分一生分からないのだけど。

でも気づかなかったことがなんの意味もなかったというとそんなこともない気がする。
人間の脳みそはウンチャラ%しか使われていない〜みたいなことを脳科学者みたいな人がよく言っているのを聞く。僕は意識的に使われていない脳みその一部が本人の意識の外でその優しさを受け取っていると思っている。

なんか知らないけどこの人は大切だ、と感じる人がいる。それはきっと自発的に大切だと思っているのではなく、知らないところでその人からの思いやりを受け取っているからなんだと思う。

ありがとう、脳みその意識的に使ってない部分。

今週の幸せの重心

辞表を見たオク田は思い切ってタナカを飲みに誘うが…

ここまで読んでくれてありがとうございます。

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過去の幸せの重心について
この物語のスタート地点はこちら→0話
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