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足りない現実(幸せの重心88話)

このnoteでは「幸せとは喜怒哀楽の調和である」というコンセプトで連載をしているマンガ「幸せの重心」が読めます。あとマンガの内容に関係があるような、ないような文章をマンガのお供として書いてます。日々感じていることをなるべくそのまま吐き出すようにしています。

頭の中のお坊さん

「足るを知る」という言葉がある。
ネットで意味を調べると「身分相応に満足することを知る。足る事を知る。」などと描いてある。

僕はかなり足るを知らない男だと自分で思っている。別に自分を卑下したいわけでは無く、足るを知っているか?と自分に問うと、知ってない気がする。

僕は、ちょっと不便なことがあったり都合の悪いことがあるだけですぐ不満が頭に浮かんでしまう。
「電車が遅延した」「暑い」「パスタの麺が硬い」「天気が悪い」「仕事がうまくいかない」
不満を持ったあとに振り返って、まず移動手段があることに感謝しろ。不自由なく食べれることなく感謝しろ。仕事をいただけていることに感謝しろ。そもそも衣食住に困っていないことに感謝しろ…と頭の中のお坊さんがツッコミを入れる。

「ぬか喜び」という言葉がある。
ネットで調べると、あてがはずれて、あとでがっくりするような一時的な喜び。小糠祝い。と出てくる。

例えば宝くじを買って、お母さんから「アナタの買った宝くじの番号、あったわよ!!!!」と連絡が来て、1億円を手にいれた!!!と思い大喜びするとする。
しかしのちにお母さんの確認ミスだったことが判明したらかなりがっくりくると思う。ぬか喜びだ。
それに加えて「なに間違えてくれてんだよ!」という気持ちも起こるかもしれない。
これも足るを知らないが故の感情だと思う。そもそもほんの数百円数千円の投資で1億円を手に入れられる機会を与えられてることに感謝をするべきだ。

足るを知るのは難しい。頭ではわかっていてもどうしても現実は足りなく感じてしまう。

3ヶ月に一回くらい頭の中のお坊さんが「足るを知るのじゃ」と説教をしてきて、「足るを知ろう…全てに感謝…」みたいな気持ちになるのだけど、嫌なことがあるとすぐに平常運転。

60歳くらいまでには足るを知りたい。

今週の幸せの重心

ぬか喜びしたヨシキをバカにするタナカにオク田がぐさっと刺さる一言を放つ…

読んでくれてありがとうございます。

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