不安な人は戦略的?(幸せの重心39話)
幸せとは喜怒哀楽の調和である」というコンセプトで連載をしているマンガ「幸せの重心」(石川善樹さんのtwitterアカウントで連載中)
このnoteではマンガの先読みと、マンガの中で触れたことについて、少し掘り下げ、僕なりに感じたことを書いたりしています。
過去のnoteについて
この物語のスタート地点はこちら→0話「幸せとは喜怒哀楽の調和である」
前回のお話はこちら→38話「本当に貼り替えたいフィルム」
*過去のnoteは全て、マガジン「ヒツジゴヤ」内で読むことができます。
不安のあまり、妄想の世界へ
ヨシキさんから教わったのですが、感情にはそれぞれ役割がある。
ハーバード大学の意思決定センターという、すごそうなところで感情は12分けられて、さらにそれぞれに役割があるという研究が進められているらしい。
(↓画像はこちらの記事より)
例えば「不安」。
不安は「わからないことに注意が向いている時」に起こる感情らしい。
このことを知って、自分の日常を振り返ってみる。
僕はいつも誰かに言われた一言の裏の意図などを、変に想像(妄想)しすぎてその一言について意図がわからないままグルグル考え、「嫌われてるかも?」とか、「印象悪く思われたかも?」とか、過剰な不安に囚われて生きているということに気づいた。
編集者さんとのやり取りの中でも、ネーム(マンガの設計図みたいなもの)に対するフィードバックを受けた時に、相手のメッセージを受け取ってから、1人で抱え込んで勝手に不安になり、疑心暗鬼になり、妄想の世界に突入する。
そこでちょっと自分の不安を俯瞰してみてみる。
多分妄想の世界に行ってしまうのは、「編集者さんの発言の意図が分からない」もしくは、「自分のネームのどこがダメなのか分からない」からだ。その「分からない」が解消されれば不安はなくなる。
これ、単純にさっさと疑問をぶつけたりして、相手の発言の意図とかを知るだけで不安な時間が減って生きるのが楽になるということ。
不安な時は、「何かが分かってないんだなァ」くらいに捉えておくと、逆に分からないことに気づけて良さそうだ。
そして、不安症な方に朗報↓(ヨシキさんから不安症な僕に頂いたメッセージをコピペ)
かつて、ネガティブは細かすぎる(実際には起こらない)ことを気にして、単純によくないと思われた時代があったけど、さいきんは「戦略性の高さ」をあらわしているんではないかと。
つまり、起こらないかもしれないけど、あらゆる可能性を探索するからこそ、結果的に戦略的に道を選ぶことができるんじゃないかと。
「不安」にはこんな役割があったのか。
今までは不安なこと自体を無くそうとしていたけど、不安になることにはめっぽう自信があるので、これからは戦略的な男として不安を活用していこうと思う!!!
今週の幸せの重心
「ちゃんと見てる男」
タナカは些細なことから彼女の浮気を疑い始める。ヨシキからは怪しく見えないことでも、タナカは不安に駆られ、疑心暗鬼になるのであった・・・・
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