
石川善樹さんの、吃音の捉え方(幸せの重心10話)
石川善樹さんが考える「良く生きるとは何か?」をお伝えするべく始まった連載「幸せの重心」。
このnoteではマンガの先読みと、マンガの中で触れた善樹さんの考えを少し掘り下げ、僕なりに感じたことを書いたりしています。
過去のnote↓
1話「東京の夜空にある奇跡」🐇
2話「”後悔”とうまく付き合う方法」🐢
3話「幸せになる仕事の終え方」🐇
4話「感情に脳をハイジャックされない方法」🐢
5話「日本で1番の県名」🐇
6話「時代に参加するか、歴史に参加するか」🐢
7話「あなたの峠はなんですか?」🐇
8話「お年寄りか、○○○か」🐢
9話「幸せになるカレンダー」🐇
思いもよらないルートを選ぶ
善樹さんはいつも人と違った視点でモノゴトを見ている。
今までの幸せの重心の話のネタは善樹さんの本や、善樹さんとの会話の中からピックアップして、マンガにしているのだが、ネタが尽きる感じがしない。
毎週のように「ワタベさん!こんな面白いことがあったんす!」とチャットが送られてくる。
これは7話の「あなたの峠はなんですか?」の元になったチャットなんですが、これって熊野古道を散歩中になんとなく思いつくことなのかな...笑
時には、こんな炎に初めて触れたような視点もありつつ...!
とにかく善樹さんと話していると、日常が発見に満ち溢れている!
善樹さんは、「こうすればいい」というのが見えたら、すぐに違う道に行ってしまうそうです。そうやって常に思いもよらない方向に舵を切ることで、日常の中で発見をしていってるのでしょう・・・。
「行ってしまう」というように、自分で意識していないところで、そういう行動をとっているようにも思えます。
それはなぜなのか・・?
善樹さんは、小さい頃から持っている「吃音」に起因しているとご自身では思っているそうです。(これも最近の気づきの1つだそうです。その理由については本編のマンガで紹介しています!)
僕も、小さい頃から付き合っている身体の特徴といえば「斜視」があります。
もしかしたら視点を変えたら自分の特徴がもたらした、意外な発見があるかもしれないですね。
吃音は善樹さんの行動に影響を与え、善樹さんが常に人生のコンセプトである「誰もが見慣れているものを、誰も見ていないように見る」「どこにでもあるものでどこにもないものをつくる」にも影響を与えているのかもしれません。
今週の幸せの重心
運転中のヨシキウサギと、カメのタナカ。
ヨシキウサギは急にナビを無視して、違うルートを選ぶ。
思いもよらないルートを選ぶことが癖になっているヨシキウサギだったが、その行動の理由を辿っていくと、ヨシキウサギも自覚していなかった吃音とのある共通点に気づくのだった…
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