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現代の千利休(幸せの重心11話)

石川善樹さんが考える「良く生きるとは何か?」をお伝えするべく始まった連載「幸せの重心」
このnoteではマンガの先読みと、マンガの中で触れた善樹さんの考えを少し掘り下げ、僕なりに感じたことを書いたりしています。

過去のnote↓
1話「東京の夜空にある奇跡」🐇
2話「”後悔”とうまく付き合う方法」🐢
3話「幸せになる仕事の終え方」🐇
4話「感情に脳をハイジャックされない方法」🐢
5話「日本で1番の県名」🐇
6話「時代に参加するか、歴史に参加するか」🐢
7話「あなたの峠はなんですか?」🐇
8話「お年寄りか、○○○か」🐢
9話「幸せになるカレンダー」🐇
10話「ヨシキウサギの吃音の捉え方」🐢

「作法」「道具」「環境」をアップデートする

今回は、新キャラ登場回です!
その新キャラも、善樹さんが善樹ウサギに変身したのと同様、実在する人物をモデルにしています。
↓の「EN TEA」というお茶屋さんをやっていらっしゃる、丸若裕俊さん!

アパレル勤務を経て、現在はプロダクトプロデューサー、プロジェクトプランナーとして、お茶屋さんをやっていらっしゃる方です。
善樹さん曰く丸若さんは「現代の千利休」
絶対すごい人だ・・・日本史チンプンカンプンの僕でも千利休は覚えてるもん・・・

でも、どの辺が千利休なの・・・?
まずは千利休の凄いところ。善樹さんがいうには、千利休は

概念としては難しい茶道を一般の人でもわかるように、「作法と道具と環境」をつくった人。

茶道を広めるにあたって、具体的な道具と作法に落として伝えていったんだそうです。
たしかに、茶道の精神とかって、細かい所作、着る服、使ってる道具、お茶を飲む空間に色濃く反映されている気がする・・・そうやって言葉では説明しきれないことを伝えていくんですね。

そしてこちらが丸若さんが作っていらっしゃる、プロダクト。

茶道具をアップデートしているんです。ティーバッグをボトルに入れて、振ることで、お茶が作れます。振る回数や、置いておく時間によって旨味や渋みをコントロールできるそうです。ボトルなので、持ち歩いたりもできますね。
まさに「作法と道具と環境」!
丸若さんは、こういったプロダクトを通して伝統・文化を現代に向けて、翻訳しているんですね。

そして、丸若さんは、茶の基本はサポートだとおっしゃいます。今回の幸せの重心では丸若さんがどのようにして、お茶で人をサポートしていくのかに焦点を当ててみました。

今回の幸せの重心

新しい企画の打ち合わせに現代の千利休・丸若を呼ぶヨシキウサギ。

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最初はなぜ、ヨシキが丸若を「現代の千利休」と呼ぶ意味もわからなかったカメのタナカだったが、丸若は打ち合わせ中にお茶を淹れることでタナカが予想もしない“あること“をしていたのだった…

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毎週1本、できれば2本記事(目標)を公開していこうと思います。記事の内容は色々と変わっていくと思いますが、日々マンガを描いてい感じる率直なことをなるべくそのまま吐き出すようにしています。作品はもちろん、作品の外側(創作の過程など)を公開して、マンガをより深く楽しんでいただける場にしていければと思っています。

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