満足して1日を終える、不満なく1日を終える(幸せの重心15話)
石川善樹さんが考える「良く生きるとは何か?」をお伝えするべく始まった連載「幸せの重心」。
このnoteではマンガの先読みと、マンガの中で触れた善樹さんの考えを少し掘り下げ、僕なりに感じたことを書いたりしています。
過去のnote↓
1話「東京の夜空にある奇跡」🐇
2話「”後悔”とうまく付き合う方法」🐢
3話「幸せになる仕事の終え方」🐇
4話「感情に脳をハイジャックされない方法」🐢
5話「日本で1番の県名」🐇
6話「時代に参加するか、歴史に参加するか」🐢
7話「あなたの峠はなんですか?」🐇
8話「お年寄りか、○○○か」🐢
9話「幸せになるカレンダー」🐇
10話「ヨシキウサギの吃音の捉え方」🐢
11話「現代の千利休」🐇
12話「幸せとは?」🐢
13話「地球を名付けた男」🐇
14話「恥を感じる達人」🐢
絶望を感じて眠る
今回のお話は絶望について。
「望みが絶たれる」と書いて絶望。かなり良くない状況ですね笑
日常の中で時の如く「望みが絶たれる」状況ってそんなにない気もするけど、人間生きてれば大なり小なり「絶望だ・・・」って瞬間ありますよね。
たとえば僕の場合
・兄が大怪我をして救急車で運ばれた時
・部活でレギュラーが貰えなかった時
・サッカーの練習中におしっこ漏らした時
とか・・・
わりと小中高生の時が絶望することが多かったかも。大局的に見ると本当に望みが絶たれているわけでもないけど、その時の自分は周りも見えていないし、やはり絶望的な気持ちにもなりますよね。
そして、意外にもポジティブな石川善樹さんも一時期、毎日毎晩絶望していたそうなんです。
知識の面で世の中に貢献するというのが善樹さんの仕事だということもあり毎晩「人類の知に貢献できていないこと」で今日も貢献できなかったなと絶望しながら布団に入っていたそうです。
しかも20代から30代前半くらいまでの間、毎晩。
そしてある時「もうちょっと楽しく寝てもいいんじゃないか」と思ったそうです(笑)
そこで善樹さんは半年ほど、どうやったら絶望せずに眠りにつくことができるか?を考えました。そして行き着いたのが
満足して1日を終える、不満なく1日を終える
これさえクリアできれば絶望せずに済むと。そして
毎日小さくてもいいから何か発見をすること
が、善樹さんにとって、満足して、不満なく1日を終える方法だと気付いたそうです。
たとえば「残念ながらトイレがありません」という張り紙を見つけて、なんで「残念ながら」を入れたんだろう?と問いを立てて
・トイレを探してる人の「残念」な気持ちを汲んだのかな〜とか
・なんか偉そうなものいいだな!とか
・探してんでしょ?感がおもろいなとか
こんな小さなことでも、発見や気づきを大切にしているそうです。
そして、善樹さんは絶望についてこんなこともおっしゃっています。
たしかに、言われてみるとそんん感じがする。
絶望がなかったら希望もなにもないよな・・・。そう思うと絶望的な局面に出会した時は、希望につながる布石だと思ってなんとか乗り越えようと思えるかも…
今週の幸せの重心
カメのタナカとヨシキウサギは休みでキャンプへ
タナカはせっかくの休日にも関わらず仕事のことが頭から離れず楽しみきれていない様子。そんなタナカをよそにヨシキは楽しそうに焚き火を観察する。そんなヨシキを羨むタナカだったが、ふと焚き火に目をやると…
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