人生をストーリーとして生きる(幸せの重心24話)
「幸せとは喜怒哀楽の調和である」というコンセプトで連載をしているマンガ「幸せの重心」(石川善樹さんのtwitterアカウントで連載中)
このnoteではマンガの先読みと、マンガの中で触れた善樹さんの考えを少し掘り下げ、僕なりに感じたことを書いたりしています。
過去のnote
1話「東京の夜空にある奇跡」🐇
2話「”後悔”とうまく付き合う方法」🐢
3話「幸せになる仕事の終え方」🐇
4話「感情に脳をハイジャックされない方法」🐢
5話「日本で1番の県名」🐇
6話「時代に参加するか、歴史に参加するか」🐢
7話「あなたの峠はなんですか?」🐇
8話「お年寄りか、○○○か」🐢
9話「幸せになるカレンダー」🐇
10話「ヨシキウサギの吃音の捉え方」🐢
11話「現代の千利休」🐇
12話「幸せとは?」🐢
13話「地球を名付けた男」🐇
14話「恥を感じる達人」🐢
15話「小さな発見の効果」🐇
16話「悲しみのシミュレーション」🐢
17話「褒めの呪縛」🐇
18話「セミの気持ちになって、セミを食す」🐢
19話「エクレアの幸せな食べ方」🐇
20話「愛にとって過去とは何か?」🐢
21話「正しいとイライラムカつく?」🐇
22話「現実逃避、するなら全力で」🐢
23話「カメって本当にトロいの?」
どういうストーリーを紡ぎたいのか
生きていると、犬のうんこを踏んだり、大学に受かったり、友達と喧嘩したり、好きな人と付き合えたり、骨折したり、嬉しい事、楽しい事、辛い事、絶望する事、色々な出来事がおきますよね。
ず〜〜〜っとポジティブな出来事とか、ず〜〜〜っとネガティブな出来事が一生続くなんてことは起きない。
自分の人生に降りかかってくる出来事はコントロールできない。ではどのようにして、人は幸せになるのか。
ヨシキさんは、幸せになるために決定的に大事なのが、体験の終わり方だと言っています。1日が終わった時に、何が印象に残ったか、何が感情にインパクトがあっただろうかを振り返る。
そして、人に印象に残ったことを聞くと、同じ出来事を体験したとしても、その体験を面白く語る人も、つまんなく語る人も、良いこととして語る人も、悪いこととして語る人が出てくる。
ヨシキさんと話していると、起きた出来事がネガティブな出来事、ポジティブな出来事に関わらず、その日その時起きた出来事を、何だか興味深いストーリだったり、おもしろ話に変換して語ります。
お笑い芸人が、日常の些細な出来事を笑いに変えて話すように。
何を記憶するかに、その人が出る。
“記憶すること“をコントロールすることで人それぞれ、人生のストーリーが変わっていく。
自分は自分の人生で、どういうストーリーを紡ぎたいのか。
ぼくは基本的に自然にしてると、良くも悪くも、物事のマイナス面を見ることが多い。なので、この話を聞いて思い出したのはチャップリンの
人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ
という名言。
チャップリンのことはよく知らないけど、悲劇的な出来事を、喜劇的な記憶に変換してエンターテイメントに昇華した人なのだろう(自分の中でそういうことにしておく笑)
人生の喜怒哀楽を感じるだけ感じて、それをおもしろく語れる、そんなマンガ家になりたいと思ったのであった🧔🏻
今週の幸せの重心
「土砂降りの温泉旅行」
ヨシキウサギと行った週末の温泉旅行がいかに最悪だったかを語るタナカカメ。
しかし、最悪だったはずの温泉旅行の記憶が徐々に輝き出す・・・
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