「怒り」の前の感情(幸せの重心28話)」
「幸せとは喜怒哀楽の調和である」というコンセプトで連載をしているマンガ「幸せの重心」(石川善樹さんのtwitterアカウントで連載中)
このnoteではマンガの先読みと、マンガの中で触れたことについて、少し掘り下げ、僕なりに感じたことを書いたりしています。
過去のnote
0話「幸せとは喜怒哀楽の調和である」🐢
1話「東京の夜空にある奇跡」🐇
2話「”後悔”とうまく付き合う方法」🐢
3話「幸せになる仕事の終え方」🐇
4話「感情に脳をハイジャックされない方法」🐢
5話「日本で1番の県名」🐇
6話「時代に参加するか、歴史に参加するか」🐢
7話「あなたの峠はなんですか?」🐇
8話「お年寄りか、○○○か」🐢
9話「幸せになるカレンダー」🐇
10話「ヨシキウサギの吃音の捉え方」🐢
11話「現代の千利休」🐇
12話「幸せとは?」🐢
13話「地球を名付けた男」🐇
14話「恥を感じる達人」🐢
15話「小さな発見の効果」🐇
16話「悲しみのシミュレーション」🐢
17話「褒めの呪縛」🐇
18話「セミの気持ちになって、セミを食す」🐢
19話「エクレアの幸せな食べ方」🐇
20話「愛にとって過去とは何か?」🐢
21話「正しいとムカつく?」🐇
22話「現実逃避、するなら全力で」🐢
23話「カメって本当にトロいの?」🐇
24話「土砂降りの温泉旅行」🐢
25話「見逃していた会議の楽しさ」🐇
26話「卑屈には価値がある」🐢
27話「あの人が怒鳴る理由」
なぜ人は怒るのか
最近「怒り」について考えている。
怒りはコントロールが難しい感情だと思う。怒りに支配されて、怒鳴ってしまったり、暴力を振るってしまう人もいる。DVやパワハラに繋がることもあれば、最悪、怒りに身を任せて人を殺してしまう人だっている。
...なぜ、人は怒るのか?
考えていくと、怒りの前には期待がある。何かを期待して、裏切られた時に人は怒る。期待が大きければ大きいほど、裏切られたときの反動は大きい。
そしてさらに、期待と怒りの間に、もう一つ感情があると思う。
悲しみと不安だ。
期待を裏切られた時「なんで...」と悲しくなる。そして、自分と相手の間にある溝を発見し、不安になる。
その溝を埋めるように、自分の期待と相手の行動を一致させるように、怒りで相手をコントロールしようとする。
ここまで考えて、強い怒りを持つ人というのは
相手との深い繋がりを求めてもがいているのでは?
と思った。
コミュニケーションの仕方が分からずに、怒りという手段しか取れない。
溝を埋めるための、違う手段をもってさえいれば、人一倍、他人想いの優しい人なのかもしれない。
幸せの重心28話
「怒りの裏にあるもの」
パワハラをしていたことを謝る獅子村・元課長。しかし謝罪は受け入れられず。
その様子を見ていたタナカは、謝る獅子村の横顔から意外なことを発見する。
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